ドライブ中にストップすることの重要性
こんにちは!
バスケットボールトレーナーのたつやです!
今回は試合中に起きる1対1において
ドライブ中にストップすることの
重要性について説明します。
ドライブしたらそのままシュートまで
持ち込めばいいんじゃないの?
と感じる方もいると思います。
しかし、試合は5対5です。
目の前の相手を抜いても、
その先にはほぼ必ず
ヘルプが飛び出してきます。
そのまま突っ込めば
もちろんヘルプにつかまり、
ローポストの低い位置で
ダブルチームをかけられてしまいます。
ドライブ中にストップできれば、
落ち着いてパスコースや
シュートまでの選択肢を
判断することができます。
ストップができないことで
ヘルプが来た時の対策ができず、
コーナーの狭いエリアで
OFを崩されてしまいます。
ドライブ中のストップは
ピック&ロールで非常に役立つ、
必須スキルだと僕は思います。
NBAのジェームズハーデンや
ケンバウォーカーなどが特に
ピック&ロールでストップしてから
判断が上手いです。
ストップを挟むことで
判断できる時間を作り出し、
確実にシュートまで
つなげる事ができます。
ピック&ロールは2対2から
数的有利を作れたり、
ミスマッチから強みで勝負できる
絶好のチャンスです。
チャンスなときこそ
1度冷静になって判断すれば、
より得点率を伸ばすことができます。
ここからはピック&ロールで使える
パスの判断時間を作り出し、
状況によっては自分でも攻撃できる
ヒップクランクを紹介します。
①ドライブ中に内側の足と
ドリブルを同時につく
②全身を持ち上げて一息つくように
スピードを落とす。
③内側の足を軸足にして身体を開き、
一気に加速に入る。
ポイントは軸足をついて身体を
開くまでは動きを遅くすること。
この動きをしっかり遅くすることで
動→静→動の緩急をはっきりと
つけることができます。
得点パターンのうち20~25%は
ピック&ロールで得点されています。
このステップを使って
ピック&ロールの達人になり、
得点を量産していきましょう!